設備紹介
弊社の脇を固める機械・設備
紙揃え機
空気と振動で紙を揃えます
印刷会社から運ばれて来た印刷物は、積み降ろしや輸送の際に少しずれてしまいます
エアーを吹き込みながら振動で、斜めになった台の角に合わせて揃えていきます
複数枚コピーをした時も、揃えるためにトントンしますよね?
それをしてくれる機械です
薄い紙は揃えにくいので、簡単な様で意外に経験が必要です
貼込機
糊を付けて他のページにペタッと貼ります
本は基本的に4の倍数ページってご存知でしたか?
紙を半分に折ると4ページ、更に半分に折ると8ページ、もう一回半分に折ると16ページ
ひたすら半分に折っていき、それを針金(中綴じ)や糊(無線・アジロ)で綴じると本が出来上がります
でも、ハガキや封筒、アンケート用紙など、本のサイズや紙質が1枚だけ違う本も見た事ありませんか?
そんな時に活躍するのがこの機械
端にちょっとだけ糊を付けて、所定のページにペタッと貼り付けます
どうしても4の倍数じゃなくなっちゃった場合も、コソッと貼り付けてページを増やせちゃいます
言わば縁の下の力持ち的存在
乱丁防止機(中綴じ)
乱丁を素早くチェック
中綴じの乱丁を見張ります
折機でそれぞれ折られた本文は、ページの順に鞍に乗せられ、順番に重なり綴じられます
ページ順に並べるのも綴じるのも機械がやってくれますが、鞍に乗せるのは人の手
細心の注意をはらってはいますが、電話で手を離したり来客でその場を離れたり、終業時間になったり
やむを得ずその場を離れると、ふとした時にミスは起こりがち
そんな不測の事態に備えるのが乱丁防止機
乱丁防止機(無線・アジロ)
CCDカメラで見張ります
万が一乱丁・落丁があれば、頭の上の赤いランプが光って知らせてくれる頼もしいヤツ
勿論、お知らせだけじゃなく、強制的に機械を停止させるので、その場で即対応
乱丁・落丁のページはスタッフが目で確認して修正します
乱丁防止機(折機)
先手を打っての勘違い防止
平均年齢高めの弊社職人達
逆さだったり裏返しだったり、折の台に乗せる方向に、万が一でもミスは無いのですが、お客様の安心の為に、見張りを付けました
折担当の職人が休んだ場合、代わりに作業する他のスタッフがミスした場合も、お客様にご迷惑を掛けず、未然に防げます
三方断裁(中綴じ)
綴じてある背中以外をチョキと落とします
この写真の機械は主に中綴じ等薄い本で使用します
実は、綴じる前に折った本文は揃っていないんです
機械が取りやすいように、ずらして折ってあります
なので、綴じた後にこの機械でずれて出っ張った部分を切り落として揃えます
この機械を通過して初めて、一人前の本になります
穿孔機
俗に言う「パンチ穴」を開けます
書類をファイルで綴じたり、お子さんとお面やメダルを作って紐を通したり…
紙に穴を開ける機会って、結構ありますよね
この機械は、一度に4穴を一気に開けられます
もちろん、1穴からルーズリーフのような多穴も対応
ドリルのサイズを変えれば、穴のサイズも自由自在
ところで、紙のサイズで、パンチ穴の規格サイズも違うって、ご存知でしたか?
精密秤
正確な性格です
乱丁防止機が乱丁を見張るなら、こちらは落丁を教えてくれます
機械から出てきたらまず乗ってもらいます
0.05ℊまで測れるので、落丁していたら一目瞭然
ホントは、数冊まとめて測るんです
5冊10冊と決めた量を測っていき、エラーが発生したら1冊ずつ測り直して落丁を探します
この精密秤が製品となる前の最後の砦です
フォークリフト 1.5t
働き者の力持ち
印刷会社から輸送されてきた印刷物を下ろし、出来上がった製品をトラックに積み込む
紙揃え機・断裁機と並んで、加工の種類に関係なく関わります
紙って意外に重いので、平均年齢高めの弊社スタッフには、手積み手下ろしをしなくていい、体力温存の強い味方です
当然フォークリフトを操るのは免許保有者
工場と倉庫を行き来する場合もあるので、万が一の事故に備えて保険にも加入
国で定められた自主点検(検査)も、毎年行っています